夏の音楽講座が終わりました
音楽室ハルモニアで夏の期間に開催していた「夏の音楽講座」が9月末を持って終了となりました。
ご受講いただいたみなさま、ありがとうございました。私にとってもとても勉強になり、楽しい時間となりました。
在籍されている生徒さんはもちろんですが、弦楽器が専門ではない方にも受講いただき、わかりやすく楽典の面白さをお伝えできたかなと思っています。
講座の内容
講座はざっくりと4つの柱を立てました。
1.音階のはなし
2.かんたんな和声(コードネーム)
3.奏法ってなに?
4.スコアを読んでみよう
それぞれの柱が2回から3回くらいの受講回数(その方の音楽歴や理解度にもよりますが)でクリアできるようにしました。
細かく内容を詰めていけばいくらでも勉強できるのですが、この音楽講座では概要を知ること、弦楽器の演奏にどう使うか、という2点に焦点を絞って進めました。
楽典の授業やピアノの先生とソルフェージュのレッスンで学ぶ方も多い内容ですが、意外と弦楽器で使えるようにする機会が少ないと感じます。そこで音程の話から実際の音程をどう表現するか、またカデンツをどう感じるかなど実践的な内容に踏み込むことができました。
「4.スコアを読んでみよう」まで到達する方がいらっしゃらなかったのが少し残念ですが、これはまた別の機会に。スコアを読めるようになると音楽の面白さがグンとアップすると思います。
講座のようす
音楽講座は対面の方、オンラインの方、両方を併用する方とさまざまなパターンで行いました。
ちょうど新型コロナウイルス感染が拡大したこともあり、音楽講座はオンラインでのご利用も多くありました。五線ボードを使ってお話を進めていったので、Webカメラが大活躍しました。
そしてこの講座を受講された方の演奏がぐんと伸びてきていること、特に音程の取り方が大きく変わったことが、一番の結果だと思います。感覚的に弾いているメロディーに、しっかりとした裏付けがあること、これはやはり大きな力になります。
まだ講座が全て終了していない方もいらっしゃいますが、今後も継続していきましょう。
今回の音楽講座はとても好評だったので、内容を少しリニューアルして音楽室ハルモニアのレギュラーレッスンに加わる予定です。まだ受けていない方は、ぜひリニューアル後に挑戦してみてください。
今後もこのような音楽講座を少しずつ開催していく予定です。みなさまぜひご参加くださいね!