音楽理論の講座をはじめます

夏に行った「夏の音楽講座」は、多くの方にご受講いただきとても好評でした。

そこでレギュラーレッスンの中に音楽理論の講座を改めて設けることにしました。

一般的な音楽理論の基礎、そして弦楽器の演奏に役立つポイントをピックアップした、音楽室ハルモニアならではの理論講座です。

講座の内容

「夏の音楽講座」で行った内容をブラッシュアップして、体系的に学べるようにしました。

大きくわけて以下の6つの柱になります。

  1. 楽譜の読み方、記号について
  2. 音程と音階
  3. かんたんな和声(コードネーム)
  4. スコアを読んでみよう①(ソロの曲)
  5. スコアを読んでみよう②(アンサンブル曲)
  6. 弦楽器の奏法

それぞれの柱が2〜3回ぐらいのレッスンで終わります。1回のレッスンは60分です。

受講したい方の音楽歴や知識に照らし合わせて、必要なレベルから受講可能です。

1.楽譜の読み方、記号について

楽譜を開くと、何やらいろいろな音符や記号、謎の単語も数多く出現します。確か学校の音楽の時間にやったような気もするけど・・・、という方におすすめなのがこの講座です。

楽譜の基本的な読み方、テンポ記号や拍、強弱記号の考え方、リピートなどの基本ルール、また弦楽器でよく使う記号や楽語を学びましょう。

2.音程と音階

楽譜が読めるようになったら、実際に弾く時にとても大切な音程について学びましょう。

言葉に例えれば、あいうえおの基本の発音、あかさたなの各行の音について学ぶ感じです。

実際に演奏していて音程がよくわからない、という方も、音程の基本を押さえるだけでみるみる正しい音程に変わっていきます。

そして音程がつかめたら、次はそれを順番に並べる音階について学びましょう。

弦楽器は鍵盤楽器のように音が並んでいません。そのためにも音階のルールを覚えると、ラクに音を並べることができるようになります。

3.かんたんな和声(コードネーム)

音程と音階が理解できたら、今度は音を縦に並べて和音を作る方法を覚えましょう。

和音が理解できると、自分の弾いているメロディーがどんなハーモニーに支えられているかがわかります。

同時に少しだけコードネームが読めるようになると便利です。

そして音楽の流れやストーリーを理解するのに必要なカデンツ(終止形)も学びましょう。

最後にメロディーを形作るさまざまな音の種類も学びます。

4~5.スコアを読んでみよう①②

和声がある程度理解できたら、実際の楽譜をどうやって読むか、どこに注意しながら演奏すると音楽の解釈が深まっていくかを実践的に学びましょう。それぞれの知識を連結させると、楽譜からまるで文学小説のようなストーリーが浮かび上がります。

曲の形式や構造を確認し、その作品が生まれた時代による違いをざっくり俯瞰で見てみましょう。

そしてソロ曲(かんたんな小品など)を使って、スコアを読むポイントを学びましょう。慣れてきたらアンサンブル(主に弦楽四重奏)の曲も読んでみましょう。

かなり実践的な内容になるので、ここまでの音楽理論がある程度理解できている方がご受講いただけます。特にアンサンブルで音楽を整理する方法を学びたい方にはオススメです。音楽理論に基づいた実践的なアンサンブルの考え方について学びましょう。

特に読んでみたい曲がある方はご希望の曲を講師までお知らせください。

6.弦楽器の奏法

上記の音楽理論とは少し異なりますが、弦楽器でよく使われる奏法について学びます。

デタシェ、レガート、スタッカートなど、よくエチュードの練習に指定されている奏法をはじめ、独特の奏法や実際の音色など、資料と演奏を見比べながらその違いを確認していきます。

レッスン料金について

音楽理論講座は1回のレッスンが60分、対面でもオンラインでも受講可能です。

レッスン料金は2,970円(税込)です。

それぞれの内容によってマスターする回数が変わりますが、基本は1つの柱につき2~3回を目安にしてください。

音楽の経験が豊かな方や、今までに理論を少し勉強したことがある方は、これよりも少ない回数で終わることができます。お申し込みの際にご相談ください。

ハルモニア在籍の方だけではなく、このような音楽理論の講座をお探しの方はぜひこちらまでお問い合わせください。

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